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【良乱】Why・・・?(R18)

閲覧注意です。
良乱で思い切りGネタ。

挿絵、気が向いたらいつか描く。
というか脳内に二人向き合って、擦りあってる構図が浮かんで、それでもえもえして
そのテンションと勢いで書いた話です。

良乱R指定美味しいって方のみ続きを読むで本文どうぞ。

エロはちょっと・・・・って清らかなお嬢様は続きはお控え下さい。





why・・・・?


「・・・・はっ・・・」
「ふっ・・・ぁ、ばか・・やろっ・・・!」

暑いのは部屋の温度か、それとも体か。

「(そもそも何でこんなことになってんだ)」

自問自答してみるも、答えは出ない。悔し紛れに握った手に力を込めた。

「!?ってめ・・・・・!」

目の前で俺と同じ、胡坐をかいた男の体がびくんと大きく揺れる。

「う・・・っ」

熱に浮かされた奴の顔を盗み見た瞬間、俺のにも与えられる同等の刺激。
まるで見るなと言わんばかりだ。

「な・・に、すんだっ!?」
「は・・・っ先に・・・やったのお前だろ・・・っが!」

返す文句も、返される悪態も、吐息交じりのもの。
しまったと顔をしかめた俺に、下唇を噛み締める奴。

会話はなくなり、夕日が漏れ入る俺の部屋に響くのは俺達二人の息遣い。
そして、握り込んだ相手の半身を擦り続ける音だけだ。

「・・・っ・・・」
「くっ・・・・」

擦る半身がぬらぬらとした粘液で光る。
滑りが良くなり、自然、握り込んだそれを刺激する速度が上がっていく。

チカチカと目の奥で星が飛ぶような感覚に腰が引ける。
目の前で「快楽」が揺れている。
何もかも投げ打って、それを掴み取りたくなる衝動を理性で閉じ込めて、俺の前にいる奴を見る。

眉間に皺を寄せ、何かを堪えている表情をした乱馬。
恐らく、俺と同じで、目前の快楽に必死になって抵抗しているのだろう。

(こんなところまで似てるのかよ)

唇の片端をく、と持ち上げ自嘲の笑みを零す。

「ふ・・・っ・・・うっ」

食いしばった歯の間から漏れ聞こえる乱馬の声が、俺の熱を煽る。

「チッ・・・!」

俺達は獣じゃない。
いや、獣になる体質はあるが、少なくとも今、俺は人間だ。

普通に考えたっておかしいだろ。

俺と乱馬は恋人同士なんて甘い関係なわけじゃない。
良く言えば、好敵手。悪く言うときりがない。

同級生、喧嘩相手、腐れ縁。

時には敵対し、時には同じ目的のため、協力したりもする。
けれど、決して快楽を与え合う関係などではない。

それなのに、俺は完全に目の前の奴に煽られている。
声に、前を寛げたチャイナ服から覗く火照りを帯びた素肌に、時折体を震わせる仕草に。

「くそっ・・・!冗談じゃねえ!」

浮かんだ考えを払拭するように、握り込んだ互いの本能を揺さぶった。
この状況が悪い。締め切った部屋で、お互いの気配しか感じるものがなくて、さらに、露出した下半身をつき合わせているということだ。
終わらせちまえばいい。さっさと終わって、窓を開けて、いつもみたいに喧嘩すればいい。

(そうしたらこのもやもやとした気持ちも終わる。)

考えを纏め終わった俺は、勢いのまま手の動きを早める。
びくつく奴から視線を反らせた俺の目に映ったのは、表面に汗をかいた二つのグラスコップだった。

急に、非日常から日常に戻ってきた気がする。

そう、本当に普通だったんだ。






「よっ!良牙、久しぶり」

地図を片手に周囲を見渡す俺の前に乱馬が現れた。
話もそこそこに歩き出す俺の後を何も言わず着いて来る。
さすがに意図が読めず、うっとうしくなった俺が「何の用だ」と問えば、「別に」と素っ気ない返事。

変な奴だと思いながら、分かれ道に来たので曲がろうとすると「そっち違うぞ」と声をかけてくる。
「言われんでもわかっとるわ!」と肩を怒らせて叫び、示された道を歩く。
同じようなことが何度かあって、気づいた時は俺の家の前。

半年ぶりに目にする我が家に感動を噛み締める俺をすり抜けて、俺より先に家に上がりこむ。
玄関で靴を脱ぎ、背負っていた荷を降ろした俺に、「喉が渇いたから何かくれよ」と声かけて、さっさと俺の部屋に行ってしまう。

普段から変だが、今日は輪をかけておかしい。

それでも、氷を入れたグラスに茶を注いでやる。
何だかんだ、言って家にたどり着けたのは乱馬がいたからだ。
感謝してないわけじゃないが、それを口に出すことはしないし、乱馬も別に何も言わない。

思えばあの頃はそれが当たり前だったな、と同級生だった時のことを思い出した。

登下校を共にしながら、くだらないことを話して、時には喧嘩して。
それでも、あいつは同じ学校にいる間、ずっと玄関で待っていたんだ。

それが当たり前になっていた頃、あいつは黙って勝手に俺の前からいなくなった。

「嫌なこと、思い出しちまったぜ」

ドアを幾つも間違えながら、ようやく階段を登り、たどり着いた俺の部屋では乱馬がすでに寛いでいた。
床にぺたりと胡坐で座り、後ろについた手で反らせた上半身を支えている。首だけ動かして俺を見て、「おせーよ」と言った。

「悪かったな!それで、今日は何がしたいんだ」

持ってきたグラスの一つを渡してやりながら、ベッドを背もたれに俺も座る。

「べ、別に・・・ただ久しぶりにお前に会ったし、暇だったし」
「・・・・」

乱馬が目線を泳がせる。どうやら余程言い辛いことらしい。
突っかかって来ないから喧嘩をふっかけに来たわけではないと思っていたが。

「何だ、あかねさんと何かあったか?」

かまをかけるつもりで、何気なく口に出してみる。

「・・・・う」
「あ?」
「あかねのことじゃねーよ。」

断言した乱馬は口篭る。要求した飲み物の麦茶にもさっきから口をつけない。

「どうしたんだ?」

自信家な奴にしては珍しく俯き、床を睨んでいる。いつまで黙っているつもりだと、内心呆れた時、ぼそぼそと声が聞こえた。

「・・・い、いいか!?今日、ダチから聞いたんだけどよ」

そう前置いて話始めた奴に、俺は絶句した。



「だっ・・・だから一般論的には普通なのか!?」
「・・・・・」

俺は片手で顔を抑え、うな垂れた。普通なわけないだろうと叫びたい。
だが、修行修行で学校に行っておらず、同世代の奴との交流もない俺に、断言することはできなかった。

(俺が知らないだけで、世間ではそれが普通なのか!?いや、それでも)

乱馬が言った内容は要約すると、友人同士で、自慰行為をするのかということだ。


「こんなこと、あかねに聞くわけにいかねーし、ダチに聞いたらバカにされそーだし」

確かにそうだろう。しかし何かが引っかかる。

「お前だったら、俺と一緒で格闘バカだろ?だから、まだ聞きやすいかって」

なぁ、どうなんだ!?と身を乗り出して聞いてくる乱馬に、疑惑は強くなり、気づいた。

乱馬が本当に聞きたいのは、ダチ同士で自慰行為をするとかじゃない。

「つまり、お前は、俺が自慰に及んだかどうか知りたいだけ、だろ?」
「・・うっ」

言葉に詰まり、乱馬は俺から目を反らした。

どうやら反応を見る限り、意図を持って自身の一部分に触れたことがないのだろう。

修行修行の生活では、そういった欲も、知識も無かったのかもしれない。

「う、うるさい!お前はどうなんだよっ!」
「愚問だな。あるに決まってるだろ」

答えた瞬間、乱馬がピシっと固まる。

全身を真っ赤にして、ぽかんとした表情で俺を見る乱馬に、喉が鳴った。

「試して、みるか?」
「試すって?」

今、乱馬の中で勝っているのは羞恥よりも好奇心だろう。
いや、俺が経験あると答えた時点で、負けず嫌いな奴らしく対抗心・・・か?

「どっちが先に、相手をイかせられるか・・・だ。」
「おい、それ・・・って」

俺の言葉に食いつきながらも、何かが邪魔をするのか、逃げ腰になる。

「逃げるのか?」
「・・・何だと」
「負けるのわかってっから逃げるのかって聞いてんだ。」

乱馬が床についていた手が震える。それを指摘してやろうと口を開く前、胸倉を掴まれた。
まるで殴りあいを始める時のようだ。


「面白ぇ。この俺がお前に負けるわけねーだろーが!」


宣言するやいなや、戸惑いなく俺のを服の上から押さえてくる。

「うあっ!」
「何だよ、でかい口叩いておいて・・・・あっ!」

むかつく顔で俺を見下した乱馬のを俺も握り締める。


「いきなり触るやつがあるか!座れ!」

指で示したのは俺の正面。渋々といった顔で腰を下ろす乱馬を睨みつける。

「いいか、先にイったほうが負けだからな」
「おう。」


完全に頭に血が登ってしまった男二人の横で、グラスに残った氷がカランと音をたてた。





「ふっ・・・・・んっ・・りょ・・・がっ・・・てめ、さっさとイけ・・・よ」
「お前・・・こそっ」


握った乱馬の自身が張り詰めている。どうやら限界が近いようだ。
乱馬が握っている俺自身もドクドクと脈打っている。

「つ・・・ぅっ・・・・くっそ・・・!良牙なんかに・・・っ」
「はっ・・・キツ・・・・っ」

手の中のそれが一際大きく脈打つのと、俺の目の前で星が幾つも弾けるのはほぼ同時だった。


同じタイミングで、互いの掌の中に欲を放った。





射精後の気だるさが残る体をのろのろと起こして、乱れていた着衣を直した乱馬は立ち上がり出口へと歩いていく。
部屋を出る前、「同じだったから、引き分けだからな」と言い置いて帰って行った。

「結局それ・・・・かよ。」

勝ち負け以外に考えることはないのかと思いながら、俺は背後にあるベッドに深く寄りかかる。


終わって乱馬がいなくなっても、陥った考えが晴れることはなく、深みに落ちていくようだ。
曇空のようなすっきりしないもやもやしたものを胸に抱きながら、手に残った残漏に舌を這わせた。
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